雛人形・五月人形・羽子板・破魔弓の人形の佳月
雛人形を作るにあたり、帯を衣装として使用し作製した雛人形と、帯地を使用した雛人形があります。 一見同じ物の様に思われますが、全然違うものです。 帯は、人が着ける物ですが、帯地とは人形の世界では、帯の柄をまねて作った金襴の事を言います。
金襴とは、雛人形を作製する為だけに作られた物です。正絹(シルク)と言われている商品でも100%正絹(シルク)の物は少なく酷いものでは10%しか含まれていないものがあります。 しかしながら、帯は当たり前のごとく正絹(シルク)です。最初に雛人形が作られた時は、金襴は存在せず帯で作られました。 雛人形は帯で作るのが、基本です。
帯と金襴では、生地のキメ細やかさが違います。